ガウディの意外な結末。〜スペインの旅。2018年秋〜 ︎

サグラダ・ファミリアは当初は完成までに300年かかるとされておりましたが予定の半分、約150年で完成するとの事。

 

3Dプリンターなどの現代の発達により早まる訳なのです。

 

 

3Dプリンターの模型の数々。

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そして、ガウディ没後100周年の2026年に合わせて完成予定です。

 

早く完成してしまわない様にちゃんと日程を組んでいる様ですね。

この日は日曜日なので作業はして無かったです^ ^

 

因みにサグラダ・ファミリア建築士に初代がいるって知っていましたか?

 

初代建築家フランシスコ・ビリャールが無償で設計を引き受けたのですが、意見が合わず揉めて辞任した後に無名のガウディが2代目になった様です。

 

そのままビリャールが変わらず設計していたらどうなっていたんでしょうか?

 

元々サグラダ・ファミリアは民間カトリック団体の贖罪教会なのです。

サグラダ・ファミリアカタルーニャ語で「聖家族贖罪教会」。

資金が無くなったりでかなり建設が遅れてた時代もある様です。

 

ガウディが生きている間に出来上がっていたのは全体の4分の1未満なんです。

 

当時、弟子が聞いたんですね。

「なぜ自分が生きている間に完成しないものを先生は設計されたのですか?」

 

ガウディの有名な名言。

 

サグラダファミリアの工事はゆっくり進むんだ。私のクライエントは別に急いでないからね」

 

 

そう!

 

 

神は急いではいない。

 

 

私の疑問も一度に吹き飛ばしてくれました!

 

 

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ガウディの机。

 

こんなに素晴らしいガウディは73歳で人生の幕を閉じます。

結構長生きですよね!

 

しかも設計などばかりで過労死とか病気で亡くなったのかな?と思ったら、眼鏡を家に忘れた日に段差に躓き転倒して、転んだ場所が運悪く路面電車にひかれて死んでしまうんです。

 

日頃から着るものに無頓着だったガウディは浮浪者と間違われてしまい手当てが遅れ、事故の3日後に死亡。

 

なんという人生の結末。

 

偉大なる建築家も運命には逆らえないのですね。ガウディだって人間、生物ですからね。

 

今もサグラダ・ファミリアの地下には彼が眠っております。

 

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しかし、このサグラダ・ファミリア

 

只々、灰色がかった恐ろしい絵が彫刻で細かく描かれている不気味でそして、圧を感じる建物だと来る前は思っていた自分を反省。

 

外から見ても中を見ても角度を変えどこから見てもも美しく、カラフルで緻密で温かく癒してくれる素晴らしい場所だったのです。

 

自然に満ち溢れ、ガウディを始め携わっている全ての方の優しさに包まれる空間。

 

ハッピーなオーラが溢れ出ているパワースポットです。

 

ガウディの眠る地下へ向かって感謝を述べに行く。

 

2026年に絶対、完成を見に行くぞ!

 

未完成の時にもこれて良かった〜♡

 

 

 

本当に幸せの時間をありがとうございました!

 

 

 

追伸、

見上げる時間が長いので首を強化して再度訪問したいと思いました。